埼玉森林インストラクター会Forest Instructor Saitama

森林インストラクターの森 活動報告

2018年2月25日(日)
地拵え
参加者 5名
報告者 高杉

本日の作業は、3月6日の萩ヶ丘小学校4年生の植樹体験のための準備で、地拵えを行いました。2月11日に予定していましたが、大雪の後の残雪が消えず、延期されたものです。 この事業は、「公益財団法人 サイサン環境保全基金」の助成を受けて行うもので、事務局長の中畝さんが現地視察に訪れました。植栽予定地の地拵えが完了した後、助成事業である旨の看板を設置しました。 午後は、カエデの樹液を採取するための装置をセットしました。今年は3年目のチャレンジで、1年目は2本のイタヤカエデからそれぞれ2ℓの樹液を採取しましたが、昨年は全く採取できませんでした。今年は、すでに各地で採取が始まったとの報道があり、やや遅れたかなと思いましたが、ドリルで採取孔を開けると、樹液がにじみ出てくるほどで、今までにこのようなことはなかったと驚きました。合計4本のイタヤカエデにセットしました。たくさん採れれば総会の日に濃縮したカエデシロップを皆さんに味わってもらえればいいなと思っています。楽しみにしていてください。

(写真)作業前、作業中、作業後、助成看板、ホオノキの冬芽、ホオノキの葉痕、カラスザンショウの樹皮、コクサギの果実、コクサギの冬芽、カエデ樹液の採取装置、滴り落ちる樹液