埼玉森林インストラクター会Forest Instructor Saitama

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H28年12月11日 間伐と枝打ち

■日時:2016年12月11日(日) ■天候:快晴(寒い) ■場所:森林インストラクターの森 ■参加者(敬称略): 黛、星野、横山、二宮、池田、近江) 本日は森林インストラクターの森で間伐と枝打ち研修(作業)である。 私は今年入会した新参者。毎回、教えてもらうばかりであまり役に立っていないが、全てが新鮮でいつも皆さんに圧倒される。 今回、ホームセンターで自前のノコギリとヘルメットを購入し、準備万端で参加した。 間伐は5月の研修時に習ったが基本を忘れてしまっていた。順調に間伐材を切ったが、いざ倒す段になり、受け口・追い口が逆で迷惑をかけてしまった。 子供の頃、よくノコギリ、斧などで親父の薪作り(薪ストーブ用)の手伝いをしていたので童心にかえった気分になる。(失礼) 後半、横山さんより「枝打ち」の講義。「なるほど、なるほど・・・」、作業して納得。これが実習である。 それにしても、つくづく思う。「林業は大変な仕事だ」。ひと通り作業は終った。腹が空いた。 さあ、昼飯だ! ここでサプライズがあった。星野さん手製の「豚汁」が振る舞われた。(10人分) この森のどこかで星野さんが“ヒラタケ”を見つけてきて、「豚汁」に豪快に入れた。 (このヒラタケは昨年、当会でホダ木に菌を打ったものだそうです)。火の加減の係は私が請け負った。なかなか沸騰せず、暫く、ジーッと鍋の中だけを見つめていた。 出来上がった。「旨い、実に美味しい、なんといってもワイルドだ」。何杯もおかわりしてしまった。 気が付けば手首が痛い。寒い日の作業だが汗をかく。よって「豚汁」の旨さは倍加した。 特製テーブルでの豚汁昼食中に「柿」の話題となる。「今年の出来は・・・「柿は栄養価が高い…」、 黛さん曰く、「柿が赤くなると、医者が青くなる」(あぁ、そうなのか・・・)暫し心の中で唸ってしまった。 帰路、林道の道すがら「冬いちご」の声。これが「冬いちご」か。食してみるとほのかな甘み。 2週間前、女房と顔振峠に行った下山途中、あまりにも可愛いいので家に持ち帰り、 今も小瓶に入れて鑑賞している。これと同じものだった。これが「冬いちご」か。また一つ知識が増えた。 *毎回、自然を大切にする皆さんの心が伝わって来て有意義な研修である*(近江拓雄)


H28年9月11日 森林インストラクターの森作業報告

2016年9月11日(日) 下刈り作業 今回は、過去に植えた広葉樹エリアの下刈り作業を行いました。 時折晴れ間も見えましたが、曇りがちのお天気の中での作業、 暑さは、少ししのげたように思います。 作業中の注意事項・準備体操の後、作業開始・・・。 暫くぶり(9ヶ月)の大鎌を持っての急斜面作業、足の踏ん張りが 効かず少し大変でした。その上、作業中マムシに遭遇、幸い 向こうが離れて行ったので事無きを得ましたが・・・! 2時間程で作業終了、何時ものように昼食後、高杉さんの指導の下 皆さんが、作業後採取した植物を持ち寄って同定会を行いました。 今回の、参加者は9名でした。 (渡部)
ヒガンバナ
作業前
作業後
きのこ
車に轢かれたマムシ

2016年3月8日(火)萩ケ丘小学生による植樹

3月8日萩ケ丘小学生4年生8人によるヤマツツジ60本の植樹をおこないました。 植樹の準備のためいつもより30分早く せせらぎホールに集合し森林インストラクターの森に向かいました。 集合した森林インストラクターは残念ながら小学生の数より少ない7人でした。 作業内容と注意事項の説明、準備体操をおこなった後、あらかじめ近くまで運んでおいた苗木を一本 一本植樹地点の竹杭のところまで運びました。 岩田顧問も来てくれ、また土地を提供してくださっている戸口さんも来てくださりました。 運び終わったのちまだ時間に余裕があったので、 小学生による植樹後に我々がおこなうと予定していた昨年の 植樹地の横の急傾斜地へのヤマツツジ40本の植樹を先におこないました。 定刻に小学生と先生が到着し、作業内容、方法、考えられる危険性とそれを避けるための注意事項(上下作業、接近作業をしないなど)を説明し、 戸口さんを加えた我々が マンツーマンでついて植樹をおこないました。 結局今年の植樹はヤマツツジ100本、カエデ20本(先日我々で実施)をおこなったことになります。 今年の小学生は手際の良い子供が多く、無事故で順調に植樹体験が終了しました。 子供たち が大きくなってから自分の植えた木を見に来てくれるのが楽しみです。 子供たちを見送ったのち、差し入れの弁当をいただきました。 弁当屋さんが特別に作ってくれたとのことでごはん(稲荷ずし)の2倍もある数々の家庭料理風のおかずがおいしく、食べき れないほどでした。 帰りに萩が丘小学校に寄り、校長先生から学校でおこなっている数多くの教育行事について映像による説明を受けました。 ここの小学生は、帰校のあいさつに校長室に来た1年生でも居合わせた客に全生徒を代表したあいさつをすることに 感銘しました。 今後も植樹指導を続けなければと心に銘じた一日でした。(二宮龍児)



2016年3月6日(日)森林インストラクターの森、植樹準備

本日の活動は、来る3月8日(火)に予定の『ときがわ町立萩が丘小学校』4年生8名による植樹体験の事前準備です。 今回の植樹は、ヤマツツジ100本とイロハモミジ20本です。 天気は予報の曇りよりも良く晴れ間が見えました。 会員10名は道路脇に降ろしてあった樹木と支柱用の青竹130本を植樹会場の間、約300mを何回も往復して運び上げました。 子どもたちに植えてもらう場所に60本分と、これまでに植えていた場所に補植として40本を運びました。 これ以外にオオモミジなども植えてネットがけを行いました。 植樹の準備作業が終了した後、カエデの樹液を採取するために、幹周り60センチと42センチの2本のイタヤカエデに採取装置を取付けました。 60センチのほうには10リットルのポリタンクを、直径42センチのほうには2リットルのペットボトルを取付けました。 後日、採取して煮詰めてもらう予定です。(田川) 
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2016年2月28日(日)森林インストラクターの森、地拵え

今回は、3月8日に予定されている萩が丘小学校の生徒によるヤマツツジの植樹を目前に控え、 地ごしらえの最終段階の作業を行いました。参加者は5名でした。 いつもは第二日曜日に作業を行っていますが、2月は雨天のため本日に延期されたものです。 1月の作業で伐採は終了していたので、この日は枝を片づけて作業道をつける予定でした。 小枝は巻き落としで効率よく片づきましたが、タブノキの大木は枝が多く、幹も重いので大変手こずりました。 午後2時まで作業を続けましたが、作業道の作設は次回に持ち越しになりました。 作業終了後、越沢稲荷の大杉の下にある河津桜を見に行きました。 2月半ばには蕾が色づき始めていたのでそろそろ満開かなと思いましたが、まだ2分咲きでした。 河津桜は咲き始めてから散るまでに1カ月くらいかかると聞いて驚きました。(高杉 茂)


2016年1月10日(日) 地ごしらえ 

今回は前回に引き続き、3月に植樹する場所の地拵えを実施した。
朝から快晴微風の好天気の下、総勢8人で作業に取りかかった。 大きな木を切り倒すのは爽快だが、その後の枝や幹の後始末は、体力の低下と足元が傾斜地のため、ふんばりが利かず難渋した。 午前中と午後1時間ほどの作業で、ほぼ7割程度終了。帰りの道でフユイチゴの赤い実がちょうど食べ頃になっていたので食べてみると、 少し酸味があるが、甘さもあり大変おいしかった。
作業は、毎回ときがわ町のせせらぎホール駐車場に集合して、数台の車に分乗して現場まで行くのだが、 今回他車に分乗する時にザックを乗せるのを忘れてしまった。 ザックの中には弁当と飲物と道具が入っていた。現場から取りに戻ろうと思ったところ、他の人達から、道具は予備があるし、 弁当も分けてくれることになり、そのまま現場で作業することになった。 年をとると忘れることが多くなって困るが、皆さんの温かい好意に涙が出るほど嬉しかった。”感謝!感謝!”
次回からは弁当を少し多めに持って行くことにした。(桂 幸一)