埼玉森林インストラクター会Forest Instructor Saitama

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2016年11月13日(日)宝登山「四季の丘」下刈り作業

紅葉の見ごろを迎えた快晴の長瀞「四季の丘」で下刈り作業を行いました。参加者は7名でした。道具を積んだ車3台で宝登山ロープウェイ頂上駅に向かいましたが、この日は観光客が多く、歩行者の間を縫って走るのは大変気が引けました。先月の予定が雨で延期されたものですが、できれば観光シーズンは避けたいものです。  今年3回目の下刈りで、最下部の残された部分の下刈りを3台の刈払機を使って手際よく作業を終えました。前に下刈りを行った部分もすでにススキが背丈以上に伸びていたので、ここも手を入れました。ヤマツツジも順調に成長していて安心しました。ヤマハゼの紅葉が特に美しく目を引き、昼食休憩のときに池田さんが持参した樹木図鑑でヤマハゼとハゼノキの違いを確認してくれました。また、ヤマガシュウの濃緑色の実やサルトリイバラの真っ赤な実も美しく、何人か家に持ち帰りました。(高杉)
作業前
作業中
作業後
ヤマハゼ


2016年7月24日(日)宝登山「四季の丘」下刈り作業

本年度2回目の下刈り作業です。前回の続きを行いました。 参加者は、6名(黛、岩田、池田、山中、二宮、小泉)です。まず、準備体操。私もそうですが、皆さん体が硬そう。少し心配か? さて、下刈り開始です。2m程度に育った「タケ二グサ」や「ススキ」が生い茂り、結構大変です。「ヤマツツジ」を間違って伐採しないように慎重にすすめました。私の感想ですが、「ヤマツツジ」は、昨年より一回り大きくなったように感じました。今後、10年も経てば、見事な「ヤマツツジ」になるであろうとのこと、ぜひ、見てみたいものです。 天候はうす曇で、さらに、標高が約500mと高いこともあり、夏の作業環境としては良いほうではありましたが、皆さん汗びっしょりです。1度の休憩を挟み、2時間程度行い休憩としました。山中さんが草刈機を持ってきてくださったおかげで、結構はかどりましたが、下段の一部を残してしまいました。もう1度、作業を行う必要があるようです。 斜面に腰掛けて、各自、それぞれの弁当を広げて昼食をとりました。前方の緑の山並みがきれいで、そして、遠くには傘の形をした傘山がうっすらと見えています。作業のあと、このような雄大な自然の中で、皆さんと談笑して食べる食事は、美味しいものです。二宮さんより、ヤマツツジの咲くころに、皆で集まり食事をしてはとの提案があり、その後、なぜか日本全国の美味しい日本酒の話で盛り上がりました。特に、山中さんは、日本酒のラベルを集めていられるとか。ぜひ、皆さんで自慢のお酒を持ち寄り、ヤマツツジの花見会を行いたいなと思いをはせたしだいです。(小泉)

後記 私ごとですが、集合時、駐車場に入る道がわからず、間違って民家に侵入してしまい、民家の道路脇の植木鉢を車で割ってしまいました。車も傷つきました。そして、下刈りの作業中は、蜂の巣があったようで蜂の襲撃により指をさされてしまいました。皆さんに心配をおかけしたことお詫びいたします。2度あることは3度あるとの思いより注意していましたが、仕事で名古屋に行くため、新幹線に乗ろうとした際、特急券が無いのに気がつきました。なぜ紛失したかわかりせんが、再度購入という事態。やはり3度目の不幸が降りかかりました。そして、今日、女房より、車の修理代金は部品交換だと3万程度との電話連絡があり、まさしく、植木鉢(バチ)、蜂(ハチ)さされ、そして切符紛失と、「泣きっ面に蜂(ハチ)」でした。




2016年6月12日(日)宝登山「四季の丘」下刈り作業

ヤマツツジ再生の丘での本年度第一回目の下刈り作業。ここでの下刈り作業は年3回を予定している。  当日の参加者は4名、天候は薄曇りであったが、気温は30度に近く、蒸し暑い中での作業となった。  作業の注意事項、準備体操の後、作業を開始した。本日の作業は4名と少ないため「坪刈り」(植樹木の周辺のみの下刈り)方式で作業を進めた。  ヤマツツジ植栽地はススキ、ニガイチゴ、エゴノキ、タケニグサなどが茂っている。これらのヤマツツジを被圧している草本や灌木を長柄の下刈鎌で刈り払っていく。植樹木の根回りは手鎌で刈り取り、さらに巻きついたツルを切り取りながら作業を進めていく。  蒸し暑さのため15分もたたないうちから汗だくの厳しい作業となった。途中15分程の休憩を取り、熱中症等のリスクも考慮し、12時に終了とした。横山さんが刈払機で効率的に作業を行ってくれたこともあり、ヤマツツジ植栽地のほぼ半分の下刈りを完了した。  写真の赤い果実はニガイチゴ。黒や赤の小さな果実はヤマグワの実で、ついばむと思いのほか美味しく疲れを癒してくれた。  また横山さんが現地に到着前に、寄居の風布から名水を汲んで、氷で冷やし持参して頂いた冷水は厳しい作業の疲れを吹き飛ばしてくれた。感謝!  参加の皆様本当にご苦労様でした。 ( 黛:記 )