埼玉森林インストラクター会Forest Instructor Saitama

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2014年12月14日(日) 地拵え

今年、最後の森林インストラクターの森の作業。今回から、来年3月の萩ヶ丘小学校植樹イベントに向けての地拵え作業です。
強い寒気が来ている中、寒さも厳しく森林インストラクターの森付近でも、前夜雪が降ったようで、一部道路も白くなっていました。

 


底冷えのする中、何時もの急斜面の作業です。上下、近接作業に注意して・・・!
 
 

倉庫の外壁作りの作業も行いました。
 


寒い日には、ホッとする温かい豚汁・・・大変ありがたいです。一息ついた感じです。
 

昼食後は、会長より「オオカミ復活について」、「侵略的外来種」の資料を基にお話しがありました。
今回、参加者は8名です。(渡部)

2014年11月9日(日) 間伐

 本日は、天候が思わしくなく、午後から雨の予報に影響されたのか、参加者は6名でした。 いつものとおり、準備体操をやり、齋藤さんから鉈の使用上の注意点と立木の伐倒方法の指導を受け、間伐作業を開始しました。 芳野さんは、物置小屋の仕上げに取り組み、これを二宮さんが補助した関係で、間伐に携わったのは4人でした。
平成14から15年に植樹したヒノキ材は、直径が15cm程度に成長し、鋸で伐倒するには労力と時間を要し大変な作業でした。 そのため、本日の作業では、10本も伐倒できませんでした。それでも、休憩時には年輪を数えることで、年輪の神秘に少しばかり近付いた感じです。 昨年に続いての間伐作業で、林内は幾分明るくなり、昨年に間伐した場所にはエンコウカエデの実生が芽生えていました。
途中で雨が降り出したので、作業を早めに終了し、バス停の待合所で昼食を食べ、その後のミニ勉強会は、「光合成」をテーマに実施。 将来の食糧不足に対応するため、光合成を活性化し、収量増へ期待が高まっています。(星野)

鋸で伐倒するには一苦労
植樹から10年を超え、直径15cmほどに成長したヒノキ
作業後の林内
昨年の伐採場所にはエンコウカエデが

2014年10月12日(日) 下刈り

 下刈りを実施。 山道を植林地入口のあたりまで来ると、今年作ったばかりの物置小屋が目立った。 今年と昨年に植えた南側斜面の下刈りを9人の参加で実施した。 モミジイチゴ他の低木や草やシダが盛大に繁茂しており、坪刈りではなく全刈りをおこなった。(二宮)


2014年9月14日(日) 下刈り

9月14日に下刈り作業を行いました。参加者は7名でした。この日はヤマツツジを植栽した区域に限定して行いました。 傾斜が急なため刈払い機の使用はできないため、全員が下刈り鎌で作業を行いましたが、雨の後で植物が水分をたくさん含んでいたためか、 鎌の切れ味がよく順調に作業が進みました。夏の作業に比べると日差しも和らいできて、作業もだいぶ楽になってきました。 2時間ほどで作業が終了、来年の開花が楽しみです。作業後はいつものように植物の同定会を行いましたが、 今回初めてシソが出現し、いつ、どのようにしてここへ来たのか疑問が湧きました。 また、この地域にはシュウカイドウの群落があり、花盛りですが、沢を隔てた仁志の森の側には全く生えていないのは何故かなど疑問が提起されました。 植物の繁殖は人や動物、風、流れなど複雑な要因が考えられますが、それにしても不思議ですね。(高杉)

下刈り鎌を使っての作業
順調に作業完了!

2014年8月9日(土) 物置作り

台風11号が九州・四国地方に上陸しつつある中、建て方6名での作業となりました。

 

まず、柱を所定の長さに切り出して、L字金具で土台に固定します。次に、横架材を各柱間に留めて安定させました。壁面には、パネルをあてて構造全体の剛性を高めます。

 

午後から、屋根部分の製作にとりかかりました。

 

低いほうから上に向かって防水シートを張っていきます。

 

壁面全体は防湿シートでくるみます。

 

ドアをとりつけて、本日の作業は終了です。
あいにくの天気で、材料や道具類が濡れてしまいました。暗くて墨線が見づらく、足元もとられる等、悪コンディションでしたが、気温が25℃まで下がり、覚悟していた猛暑から解放されたことが、せめてもの救いでした。
翌日は、関東も大雨の予報。無事を祈りながら撤収しました。(木口)


2014年7月13日(日) 下刈り作業及び物置作り

下刈り6人、物置作り3人で分担して作業を行ないました。
天候は曇りでしたが、下刈り作業を始めたとたんに、どっと汗が出てきました。まずモミジ等植樹した場所から始めましたが、鹿に食害されたため、ほとんど残っていませんでした。 このため以前のように、全面的に下刈りをするのではなく、坪刈りで行ないました。次にヤマツツジ等の植樹場所へ移動しましたが、ここは食害はありませんでした。ただし、上部で表面が砂利が多くなっているとこでろ、根が良く張れていないようなものもありました。
物置作りの方は、土台の部分まで出来ました。
作業を終了し、昼食を食べてから、降りてくるときに採取した植物の同定を行ないました。 (田川)

坪刈りで作業を行う
2014年5月11日(日) 山菜を食べる会

風薫る爽やかな季節、スペシャル企画「山菜を食べる会」開催です。 メンバー全員で食べられるものをちょっとだけ採取しました。アケビ、イタドリ、ウバユリ、カキオドシ、クサギ、サンショウ、シロヨメナ、ゼンマイ、タラノキ、ドクダミ、フジ、ホオノキ、ミツバ、モミジガサ、ヤブレガサ、ユキノシタ、ヨモギ、ワサビ、ミツバウツギ、ミズヒキ、ウコギ、タネツケバナ、ハコベ、モミジ、ヤマツツジ、等々・・・。 鮮度が落ちないうちに調理します。天ぷらで好評だったのは、ウバユリ・サンショウ・タラノキ・ドクダミ・ヨモギ・ユキノシタ。おひたしで好評だったのは、ミツバ・モミジガサでした。  揚げたてのてんぷらは最高!自然の恵みに感謝です。来年は昼食にそばを持参しようと思いました。
その後、火おこし体験を行い、舞ぎり式・弓ぎり式・火打ち石などの色々な道具を使って、火ひおこしにチャレンジしました。(田川)

採取した山菜を種類ごとに分ける
火起こしにチャレンジ

2014年4月13日(日) 獣害対策、樹高測定、きのこ駒打

本日の作業は、獣害対策、樹高測定、きのこ駒打です。作業初参加1名、新入り3名を含む、12名での作業です。始めに、刃物の取扱いや作業中の注意点等の説明がありました。 獣害対策はすでに巻かれているネットの補修と、ヒノキにはビニールテープを「ゆるふわっと巻きつける」という、新たな技(?)が施されました。 樹高測定は、キハダ、ケヤキについて行われました。きのこ駒打は、シラカシには椎茸とたもぎ茸が、ヒノキにはなめこを打ち込みました。昼食後は、シイタケ、サクラ、スミレ、スギの勉強会がありました。私が右往左往しているうちに、あっという間に一日の作業が終わっていました・・・(金子)

ネットの補修作業
獣害対策としてビニールひもを巻く
きのこの駒打ち作業

2014年3月11日(火) 植樹

本日は、萩ヶ丘小の植樹日。小学生の植樹作業開始前にキハダとケヤキ各10本を参加者9名で、西側沢沿いに20メートル程度の残雪を取り除きながら植樹。 小学生14名によるヤマツツジ100本の植樹地は残雪なく、勾配も昨年よりは緩やか。小学生は、我々のサポートを受けながら作業し、全員が怪我もなく、約1時間で植樹は終了。
昼食後は、ヒノキとシラカシのほだぎにナメコとシイタケの種ゴマを打ち込む。シラカシは、極めて堅く、手打ちハンマーによる作業は大変だった。 ミニ勉強会のテーマは「スギ」。学名クリプトメリア・ジャポニカは、「隠された日本の財産」を意味する。スギ花粉症がなくなるのは100年後。花粉症治療の新しい治療法が間もなく健康保険の対象になりそうだ。(星野)

サポートしながらの植樹作業
植樹の後の記念写真撮影

2014年3月9日(日) 植樹準備

3月9日、植樹の準備を参加者8人でおこなった。まず納入された苗木ヤマツツジ、キハダ、ケヤキ合計100本と竹棒を植樹場所近くに運搬したが、この作業は日頃身体を鍛えていない老体にはきつかった。植樹場所はヤマツツジは山の中腹の見通しのよいところ、他の樹種は沢に近いところとした。 さらに、2006年に中津川渓谷でおこなった全国会研修の際に採集したシオジの実を蒔いて育てておいた苗を沢筋に植えることとした。 植樹地点に1.5m間隔で竹棒を打ち込み、植樹苗を固定するテープを取り付けた。 作業の進行に伴い、これまでに地拵えした場所だけでは植樹場所が不足したので、山の中腹場所と沢筋の場所の地拵えもおこなった。 中腹では大きなタブの伐採、沢筋では今も尚残雪が多く、作業は難渋した。 作業の終了後昼食をとり、本番の植樹の後に予定しているキノコの植菌をおこなうために、昨秋間伐して残っているヒノキの下部を伐採した。(二宮)

2014年1月12日(日) 地拵え

今月も、3月に行う植樹の為の地拵えを引き続き行いました。日本列島に寒気が入って寒い中での作業でしたが、幸い風も少なく作業に入ると、寒さもさほど気にならなくなり、うっすらと心地よい汗をかいたように思います。 作業は、前回からの続きと、植樹地入り口の階段の修理、及び作業道の整備もあわせて行い、皆さんの力で植樹地の整備も進んで来ました。
昼食後は、「森づくりのサイクル実現へ」と言う記事を使ったミニ勉強会を行い、その後、森の所有者宅へ新年のご挨拶に! 帰りには、柚子をたくさん戴いて来ました。(皆さん、一番の笑顔でした・・・?) 本年も,ケガや事故の無い活動が行えますように・・・!(渡部)

植林地からの眺め