2011年2月20日(日) 作業道作設
~とれたてヒノキをその場で料理~
3月10日、ときがわ町立萩ヶ丘小学校の生徒たちが森林インストラクターの森に木を植えます。2月20日、その植樹現場の作業道作りに参加しました。インストラクターの参加者は私を含めて10名。森の地主さんである戸口さんと植樹用の苗木を納めていただくことになっている雨宮さんの2名が助っ人です。
驚いたことに作業はまず間伐作業からはじまりました。植樹現場の山腹と一般道の間に沢が流れているのですが、その沢の道路側斜面のヒノキを間伐したのです。ぺいぺいインストラクターの私が「いったい何をはじめるんだ、この人たちは!」と思う間もなくウッソウとしていた斜面はすっかり明るくなって、沢の河原には間伐材が整然と並べられました。
並べられた間伐材の大きさはなぜか3種類。一番大きいのは植樹当日小学生たちがこの沢を渡る時の掛け橋となります。一番小さいのは作業道に設置する階段の材料。みんなで山腹を登りながら急坂にとれたてヒノキで次々と階段を作ってゆきます。この柔軟な発想力と手際の良さに脱帽。
さて、残りの中くらいの大きさの間伐材はいったいどうなるのでしょうか? なんと、これはナメコのほだ木にするのだそうです。今年の新年会の席上で芳野さんが酔った勢いで(?)「キノコを作りたい!」と持ちかけ、岩田会長が「おもしろい!」と受けておられるのを私は目撃していたのですが、さっそくこの酒の席でのやり取りが実行に移されたのです。この豊かな遊び心と実行力にも脱帽です。(豊福)
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