埼玉森林インストラクター会Forest Instructor Saitama

イベント報告

2019年5月11日
パナソニック植樹イベント
報告・辰尾俊明

【当会担当講師:高杉 茂/桂 幸一/河野 満/辰尾 俊明】
  日本の一流企業ではCSR(社会的責任)活動として環境対策活動が行われていて、パナソニックも森林保護活動として植樹を和歌山県「田辺龍神・ながきの森」で9年前から実施しています。埼玉県「毛呂山・ながきの森」はそれに続いて始められたもので、今年は5月11日にパナソニックの社員とその家族140名の参加で実施されました。植樹活動だけの3グループと植樹活動+森の観察会に参加する3グループに分かれて、植樹活動は埼玉県農林公社の職員が担当し、当会は森の観察会の案内を担当しました。その中の若い人主体の1グループは高杉さんが引率し、森の観察をしながら宿谷の滝まで急ぎ足で往復しました。シダの話が聞けて、滝が見られて良かったと好評でした。他の親子連れ主体の2グループは、「ながきの森」周辺の森の観察を桂さんが引率し、その後用意していた青竹の筒を使って、桂さん、河野さん、辰尾が竹の輪通し(ケン玉のような遊び方)を作る指導をしました。子供がマジックで印を付け、お父さんがノコやナタで印に沿って切り取る連携作業が上手に出来、お父さんの株がグンと上がりました。全体的にとても充実したイベントだったと感じました。

植樹参加者
宿谷の滝まで
竹細工説明
竹の輪とおし