イベント報告
2008年4月20日 埼玉県民の森観察会
早春の森を歩く
報告・木口明浩
■天候:くもり時々雨
■テーマ:早春の森
■案内:高杉 茂、木口明浩
■主 催:(社)埼玉県農林公社
街ではサクラが散り初夏を迎えようとしている頃、山々にようやく遅い春がやってきます。木々の芽吹きは、まだまだこれからといったところ。そんな高木たちがまだ眠りから覚めきらないのをよそに、足元の小さな植物たちはあちこちで花を咲かせ、全身で春の訪れを喜んでいました。
日当たりのよい尾根筋には、スミレのなかまが多く見られました。観察できたのは、タチツボスミレ、アケボノスミレ、ニオイタチツボスミレ、エイザンスミレ、ヒナスミレ、ナガバノスミレサイシン、ツボスミレ、ヒメスミレ、アオイスミレ等々…。 それぞれが色とりどりの花弁の衣装と個性豊かな葉を身にまとって、さながら春の新作ファッションショーのようでした。
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