埼玉森林インストラクター会
2016年5月3日

埼玉県民の森 春の自然観察会2016




報告・佐々木 侑慥、松浦 幸三

 公益社団法人埼玉県農林公社主催の「春の自然観察会」は5月3日(火)、埼玉県県民の森で開催されました。 連休後半初日の観察会は道路の大渋滞のため参加をとりやめた方がおられ、また、説明者(佐々木)も遅刻をして迷惑をかけてしまいました。 それでも参加者は13名(当初予定18名)となり、家族連れの方なども参加され和やかな観察会となりました。 コースは管理事務所から丸山までの尾根道を通り、北斜面を下り子供広場で昼食、舗装道路に出て野鳥の森経由で管理事務所に戻ることにしました。

クロモジ
イカリソウ
ツルキンバイ

 説明者が遅れたため管理事務所から登り登り始める予定だった丸山までの尾根道は管理事務所と尾根の切通(旧トンネル)の間の水道管のところから登りはじめ、 ヒメシャラやヒトリシズカの説明から開始しました。

 丸山までで咲いていた花は、ヒトリシズカ、ミミガタテンナンショウ、マムシグサ、モミジイチゴ、クロモジ、アブラチャン、タチツボスミレ、アケボノスミレ、イカリソウなどで、 丸山山頂で小休止の後、子供広場までの斜面では、エイザンスミレ、ツルキンバイ、フタバアオイ、ニッコウネコノメ、トウゴクサバノオ、ハシリドコロ、トウゴクミツバツツジなどの花が観察でき、 下見では見られなかったヤマブキソウも観察できました。また、歩きながらウリハダカエデの幼木、成木、老木の樹皮の色彩の違いを観察しました。

 子供広場で昼食後、歩き始めるとツルキンバイが道一杯に咲き乱れ、ウスバサイシンやシロバナエンレイソウを観察し、舗装道路に出た所では薄紫のトウゴクミツバツツジの花が大きな株で観察できました。

 野鳥の森の入り口ではキブシが、更に進んだ小さな沢の近くではコクサギが花をつけ、途中ではルイヨウボタンの群生もあり、 尾根に上がるところではフデリンドウ、ミツバツチグリを観察し、尾根に上がって管理事務所までの間ではニガイチゴやクサイチゴを観察できました。

 更に、農林公社の駒井様より丸山斜面を下る途中の伐採跡地では伐採搬出の状況など、 舗装道路途中ではムササビの巣やアカゲラの巣などについてもご説明をいただき、より充実した観察会となりました。



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