埼玉森林インストラクター会
2014年5月3日

埼玉県民の森 春の自然観察会2014




報告・中村 和夫

5月3日、埼玉県農林公社主催の「埼玉県民の森 春の自然観察会」が開催されました。一般参加者は13名(FIS会員2名を含む)、当会所属の森林インストラクター二宮靖男と中村和夫の2名が案内人を務めました。

 今回の観察会コースは、管理事務所から尾根筋を歩き丸山山頂(960m)にて武甲山を展望、丸山の斜面に造られた林道を下り、林間広場にて昼食。午後は、野鳥の森をぬけ管理事務所へ戻るというコースでした。

 主催者挨拶の後、全員で準備体操をし出発。丸山山頂へ続く尾根筋では、リョウブ、ナツツバキ、クロモジ、アブラチャン、ミズメ、イヌブナ、ブナ、ツリバナ、ズミ、ホオノキ、モミジイチゴ、クマシデ、ウラジロモミ、ミズナラ、コアジサイ、ウリカエデ、ウリハダカエデ、カラマツ、ヤマボウシ他の樹木を観察。出発時、参加者全員に手渡された樹名板に各自が樹名を記し取り付けながらの観察会となりました。ミズメの木では、案内人が小枝の樹皮を少々頂き、皆でサロメチールの香りを嗅ぎました。

 子供広場までの林道では、途中、キツツキのドラミングを耳にし、カタクリ、ヒナスミレ、アケボノスミレ、エイザンスミレ、アオイスミレ、イチヤクソウ、タガネソウ、ミミガタテンナンショウ、ナガバノスミレサイシン、オクモミジハグマ、レンゲショウマ、ソバナ、ヒゴタイ、ルイヨウボタン、アズマイチゲ、ヒゲネワチガイソウ他の山野草を観察。北側斜面の谷筋には2月の二度の大雪の影響で、雪渓も残っておりました。

 昼食後、春植物の代表であるカタクリをとおして、その暮らし方、年に一度の展葉、生育地の環境、スプリングエフェメラル等の解説が案内人からあり、午後の部をスタート。ウスバサイシン、ツルキンバイ、ヒトリシズカ、シロバナエンレイソウ、トウゴクサバノオ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、アカネスミレ、ミツバツチグリ、サラシナショウマ、フデリンドウ、センボンヤリ、コクサギ、ワサビ他の植物を観察。定刻には管理事務所前広場に戻り、閉会式の後、無事散会となりました。天候にも恵まれ、参加者には御満足頂ける観察会になったのではと思っております。

 車での帰路、反対側車線の国道299号線下りはもの凄い渋滞。羊山公園の芝桜を観に行くのでしょうか。ちょっと道をそれ県民の森に行けば、多くの自然に触れ合えるのに…。

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