埼玉森林インストラクター会
2013年5月4日

埼玉県民の森観察会




報告・中村和夫、佐々木侑慥

芽吹き時の山は楽しみがいっぱいです。春の妖精たちの世界からもうすぐ新緑の世界になる埼玉県県民の森での自然観察会は参加者の明るい笑顔が印象的でした。

■日時:平成25年5月4日(土)10:00〜14:00
■場所:埼玉県県民の森
■天候:晴
■参加者:14名
■コース:管理事務所〜丸山〜林間広場(昼食)〜野鳥の森〜管理事務所
■主催:公益社団法人 埼玉県農林公社

 天候は良いものの朝の集合時間の空気は冷たく、受け付けは日当たりのよい屋外テーブルで行われました。配布資料の中には、埼玉県農林公社の方が「県民の森遊歩道マップ」に今日のコースをマーカーで示し、更に説明しやすいように要所に番号までつけていただいたものを準備されていましたので、コース説明で活用させていただきました。参加者にとってもこのような配慮があると安心であろうと思いました。参加者は親子連れから高齢の方までおられ、当会からも4人が参加され、埼玉県農林公社からは2名が同行されました。

 管理事務所からスタートするとすぐにムラサキエンレイソウの淡い紫の花、トウゴクサバノオの花と実が観察でき、丸山までの尾根道ではアケボノスミレなどのスミレ類、イカリソウ、ヒトリシズカ、クロモジやアブラチャンなどの花が見られました。

 丸山山頂で小休止し、北斜面をおりていくと、エイザンスミレ、ナガバノスミレサイシン、ツルキンバイやニッコウネコノメ、ルイヨウボタン、ミツバコンロンソウなどの花が観察されました。下見(4月26日)の際はカタクリの花が丸山北斜面をいろどり、この日も半分くらいは残っているかと期待をしていたのですが、季節は待ってくれずわずか一輪のみとなってしまいました。しかし、下見の際には見られなかったイカリソウやルイヨウボタンが見られ控えめながら華やかさは劣りませんでした。

 昼食は予定通り林間広場で(子供広場の立札有り)、山桜の花を眺めながら弁当を広げました。

 午後は沢を横切りながら進み、ウスバサイシン、キブシ、コクサギの花なども観察でき、野鳥の森を抜けて管理事務所に戻る途中ではフデリンドウも咲いていました。

 天候が良かったこととコース設定に無理のなかった(昼食場所をデイキャンプ場まで行かずに林間広場にした)ことから余裕のある観察会となりました。

アケボノスミレ
ツルキンバイ

ルイヨウボタン
イカリソウ

ミツバコンロンソウ
ムラサキエンレイソウ


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