“ヤマツツジ再生の丘”は、宝登山ケーブル山頂駅南側斜面0.2haの針葉樹伐採跡地。宝登山周辺の山々は、かつてはヤマツツジが群生し、開花期には紅色で山を彩っていました。
埼玉森林インストラクター会では、このかけがえのない景観を取り戻すために、長瀞町と長瀞町森づくり協定を結び、前記の地にヤマツツジを植栽することとなり、2009年1月に地拵えを開始、同年5月に220本を植樹。以後、2010年5月250本、2011年5月100本と合計570本を植栽しました。
植栽終了から昨年5月で9年を経過し、現在でも年3回程度の下刈りを実施しています。植栽したヤマツツジは順調に生育中であり、往時の景観を見る日も近いのではないかと思われ、それを楽しみに、今後も作業を続けて行きます。 |